動画「聴覚障害者の災害時に困ることって?』

「防災士になって、
防災士の人たちに伝えたいと思ってるねん。」

「だったら別に、
防災士になっていない今でも、
防災士になろうとしている人たちに伝えて、
いいんちゃうん?」

そんな会話から、
ひょうご防災リーダー講座終了まで
回数がないギリギリの中で、
講座責任者の方に、
どこかで時間がもらえないかお願いした。

それが実現するなら、上映だけでなく、
想いと伝えるためのチラシを作って、
配らせてもらったらいいんじゃない?
と同期からアイデアももらって、

チラシづくりも、
当日のPC、ネット環境設定も、
進んで手伝ってくれる方に甘え、
講座最終回の昼休みに上映が実現した。

事前案内なしのゲリラ上映だったので、
食堂に食べに行く人もいることを見込み、

昼休みになってすぐの10分と、
昼休みの終わりの10分の、
2回上映させていただくことに。

動画「聴覚障害者の災害時に困ることって?』
https://www.youtube.com/watch?v=2NzPcPnHooc
(制作:NPO法人MAMIEさん。9分32秒)

前の方に出て来て、
画面に食い入るように見てくださる方や、
上映後、お話に来てくださった方々、
どうして自分が防災士になろうと思ったかを
伝えてくださった車椅子の方。

それぞれの想いに触れると、
またその場が一層、深みを増す。

この動画は、
聴覚障害者が災害時に困ることと、
それに対して私たちができることを、
わかりやすくまとめてあるけれど、

それは同時に、
知っているだけで気づけることがあるんだ、
ということがよくわかる内容だと思ってる。

平素から、聴覚障害者のみならず、
視覚障害者や、車椅子の方々や、
見た目にはわかりにくいハンディをお持ちの方や、
在日外国人の方や、高齢者の方や、

色々な方に対して、
思いやりのある社会になるきっかけに
なることを願って上映しました。

そう締めの挨拶をしてマイクを置くと、
会場からは、暖かい拍手をいただいた。

きっと同じ想いの方が、
世の中にはたくさんいると、
力をもらった気持ちだ。

今回は昼休みになった途端、
ガヤガヤと散らばり始める180人に呼びかけて、
目を向けてもらうというチャレンジ。

いつも、いかに、
主催者の方に話す場を整えていただいて、
話をさせてもらっていることが、
どれだけありがたいことかも感じつつ、

「お昼を急いで食べて、
2度目の上映に間に合うように、
グループの人たちも連れて戻ってくるね!」
と言ってくださった方もいて、

結局受講生180人のうち、
ほぼ大半の方が、
どちらかで観てくださった気がする。

したいことを叶えるためには、
したいねん!ということを、
想いをもって発信することが、
実現するための1つのポイントかもしれない。

そうすると、
協力してくれる人が手を挙げてくれて、
自分が思っていた形には限らず、
もっと柔軟に、スピーディに、
叶うのかもしれない。

この日は、
防災士になるための試験もあり、
睡眠不足でヘトヘトでしたが、

6ヶ月に渡る受講が終わり、
ホッとするような寂しいような。

学んだことを活かす場は、
どうすればつくれるんだろう。
(まずは、合格していることを願う^^;)

明日で、東日本大震災から8年。
再三のリンクで恐縮ですが、
大切なこと。

節目なので改めて。
まだ見ていない方に届きますように。

https://www.facebook.com/keiko.oniwa/posts/2201608093224998

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