ワタシハ、アナタヲ、愛ス。

我が家と同じ、
聴覚にハンディを持つ子どもを育てている、
まだ若いパパやママへのお話会がもうすぐある。

主催をしてくださるセンターでは、
以前出版した本を積極的に紹介もしてくださっていて、

読んでくださった方も来られると聞いている。

その方たちに話をするのに、
何を伝えたくて出版したのか、
改めて考える時間をもった。

色々想うことはあるけれど、
結局、

何があっても、
何もなくても、
ワタシハ、アナタヲ、愛ス。

そういうことなんじゃないかな。

どうしてそんな風に言うのだろう?
なぜそうするんだろう?
どう思って、そうしたんだろう?

その奥にあるその人の心の声を、
なんとか聴き取ろうとする想いは、
愛そのものだと思う。

その力は誰でも持っている。
だから、だいじょうぶ。
うちはたまたま、
耳が聴こえにくい、という息子を授かり、

そこからの経験や学びや感情の動きや気づきから、
想うことだけれど、

ハンディは、関係ない。

先生と生徒
親と子
医師と患者
上司と部下

人と人がいたときに大事なことは、
みな同じだと思ってる。

何も特別なことはない。
しっかり、目と心と耳で聴こうとするだけ。

なんとしてもわかりたい。
どうやってでもわかってほしい。

その想いをお互いにあきらめないこと。

お互いに相手を信じて。
それだけじゃないかな。

当日は、15年ぐらい前の、
まだ若かった自分に語るような気持ちで、
行くことになりそうです。

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「だいじょうぶ~心の声が聴こえるよ」

美月ここね

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元写真 :橋本和典さん
イラスト:永利紀美子さん

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