どうしても記事にしておきたくなりました。

告知文を書く時も、
記事をかくときも、

誰か一人を明確にイメージして、
文章をつくることが大切と、
マツダミヒロさんから教えていただいていました。

だから本を書いたときも、
その”一人”を明確にイメージしていました。

それは、

”子どものハンディがわかったばかりで、
私ががんばらなくちゃ、
と背負い込んでいるママ”。

その一人に向けて書く言葉は、
研ぎ澄まされて、
結果的に、他の人にも届く。

その学び通り、

ハンディをもつ子どものママ達にはもちろん、
健常児のママにも、パパにも、
ご自身がハンディをお持ちの方にも、

学校の先生にも、
会社の社長にも、
看護師さんにも、

ペットをこよなく愛する人にも、
お子さんはいないんだけれども、
自分の親との関係を見つめたかった方にも、

本当に色々な方に届き、
今でも感想を寄せていただきます。

先日いただいた感想は、
「結婚も出産もまだですが、
楽しみになりました。」というもの。
これもとても嬉しいでした。

この本を出版しようと決めてから、
実際に刷り上がるまで、たったの2カ月。

私はひたすら原稿を書く。
かきぴいがデータにおこす。
ジャックは出版社の立ち上げや、印刷業者さんの選定。
あんちゃんはHPや、販促にかかわるデザインを。
けんちゃんや他の方々が校正やデータ管理を。
ペンネームを決めたあと、
すみちゃんや武ちゃんがサインを一緒に考えてくれて、
烙印を創ってくださった方がいたり、
そしてけめちゃんが、イラストを描いてくれました。

他にもお世話になった方々は数知れず。

この2カ月のこと、
そして出版されてからの出来事やご縁は、
それ自体が本になるんじゃないかと思うほどです。

聾学校のPTA研修会や、
特別支援に関わる先生方、
手話サークルや、
ろうあ会館などの職員研修、

聴覚障がいに関わる方々に、
研修や講演をお届けできるようになってきたことも、
多くの方のご縁、ご協力あってのことです。

息子と私を育ててくれた、
聾文化や聾社会、
それを支えてくださっている方々、
あとに続く若いママたち。

そのような方たちに、
私にできる、私なりのご恩返しができるようになれば、
と思うようになれたのも、
この本がきっかけです。

年の瀬。
大切なものを振り返っていて、
どうしても記事にしておきたくなりました。

美月ここねを生み出してくださった皆様。
関わってくださっている皆様。
本当にありがとう。

美月ここねオフィシャルサイト
https://mizukicocone.com/

本は、私までご連絡いただければ、
少々お時間いただきますが、
サインをして送らせていただきます◎

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