誰かが誰かを想う気持ち。

大きなことができると思っているわけではない。
ただ、自分にできることをしたかった。
それが、声をあげることでした。

何かができていないことを
責めたいわけでもなく、

誰かを悪者に
したいわけでもなく、

嘆きたいわけでも、
戦いたいわけでもない。

ただ、聴こえない子をもつ親として、
願っただけなのです。

テレビ局へのお願いの記事。
現時点で、4025人の方に、
シェアをいただきました。

http://m2y.biz/cc/vm8VJvbGVmeM6VFXhinC-pls-w%3D%3D

色々な反応をいただきました。

シェアやコメントをくださった方はもちろん、
こんなサービスがあるよと教えてくださった方。
提言の仕方を教えてくださる方。
ツイッターやブログでもつぶやいてと言ってくださった方
在日外国人も情報難民だと教えてくださる方。
ご自身のメルマガで繰り返し記事にしてくださった方。
すぐに知り合いの報道カメラマンに伝えてくださった方。
テレビ局の知り合いの方に伝えてくださった方。

心をこめたシェアも、
いくつも目にしました。

全部に反応できないので、
敢えてどなた様のシェアも、
スルーしているような形になっていますが、

一つ一つのシェア、
そこに書いてくださっている言葉に、
心から感謝しています。

いただいたコメントにも、いいね、
しかできていません。

メッセージや友達申請に、
返事ができていない部分もありますが、
ご了承いただければと思います。

テレビ局のことだけではないのです。

いざというときに、
もし、自分が被災者となったときに、
近くに聴こえない人がいるかもしれない。

そう思って周りを見て頂けると嬉しい。

それは言うまでもなく、
視覚にハンディのある方、
身体にハンディのある方、
高齢の方や外国人の方は、
どーでもいいということではなく、

私は、聴覚障がいの息子をみてきているから、
その視点でお伝えしているだけで、
根本は同じです。

思いやりと想像力。

と当時に、自助努力も必要と思います。
外から見てわかりにくい、
「聴こえにくい」というハンディ。

避難所などに行ったときは、
自分で、「わたしは聴こえにくいです」
ガムテープにでも書いて服に貼っておくとか、

そういう工夫が、
本人にも必要だと息子には伝えています。

してもらうことが当たり前になってはいけない。
なんでしてくれないんだと、
文句をいうこととも違う。

ただ、こうしてくれたら助かる。
こうしてもらえたら嬉しい。

それを伝えていくことは、
大切だと思うのです。
色々な立場の人が色々な方法で。

テレビの字幕。
そういう非常時、
きちんとしたものでなくてもいいと、
当事者の方たちはおっしゃいます。

少しでも手すきの局の方がおられたら、
画用紙に、情報を書いて、
画面の片隅に移すだけでもいいと。

緊急事態に緊迫した状況だとは思うのですが、
日本語とまずは英語。
ブロークンでも、手書きでも書いていただけると、

それだけでも、
物理的にも精神的にも、
助かる人がいるのだと思います。

知る権利、を思ったときに、
「つなみ!にげて!!」
だけでいいのだろうか。

家族や大切な人がその地域にいて、
離れて暮らしている聴覚にハンディのある人が
テレビを見ていることを想像したら、
「つなみ!にげて!!」
それだけでいいのだろうか。

聴覚にハンディがあるのなら、
字幕つきの局をみればいい、
というお声もいただきましたが、

その局ですら、
「つなみ!にげて!!」のみでした。

一歩ずつでいいから、
小さなことからでいいから、

色々な人に思いやりをもった行動が、
していける世の中になったらいいなと
思っています。

いただく声一つ一つ、
そういう考え方もあるのか。
そういう見方もあるのね。

と勉強させていただいています。

大事なことは、
みんなが、誰かのことを想って、
行動しているということ。

だから、

言っても変わらないと思うけどね。
というような声があっても、

そうか。
そういう現実もあるのかもね。
と受けとめつつ、

でも、一人では何もできないけれど、
誰かが動くことで何かが始まるかもしれない。

私は今回のことで、そう思いました。

すぐには変わらなくても、
できることがある。

微力だけれど、無力じゃない。

写真は18年前の息子。
今は一人暮らしでめったに会えませんが、
この笑顔がそのままであることを願っています。

我が子を想うように、
聴覚にハンディのある方たちを想う。

聴覚だけじゃない。
視覚も、身体も、ほかのことも。

高齢の方たちも、
病気の方たちも、
在日の方たちも。

会社のメンバーも、
友達も、
遠くに住む家族も、
近くにいる顔見知りも、
大切な人も。

誰かが誰かを想う気持ち。

それを大切にしたいなと。

たくさんのシェア。情報。
ありがとうございました。

この問題提起は、終わっていません。

http://m2y.biz/cc/vm8VJvbGVmeM6VFXhinC-pls-w%3D%3D

これからも、
色々な方の命を守るために、笑顔のために、
よろしくお願いします(*˘︶˘*)

この記事を書いた人