【大学生のレポートから想うこと④】
わたしは、
美月ここねさんのお話を聞いた。
確かに聞いた。
わたしは幸いなことに、耳が聴こえる。
講義が終了した今、心できいたのか、
心で聴けたのか、そんなことを想う。
ここねさんの話の中には、
たくさんのジェスチャーや、
豊かな表現が、
織り込まれていることにも気づいた。
これはきっと、
息子さんと話をしてくる中で、
一生懸命伝えようとしてきた、
また伝えてきた証であるように思えた。
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話の内容もだけれど、
この学生さんは、
わたしをしっかり、
観てくれていたんだなと思いました。
そしてその感性に、
感動しました。
次男は聴こえます。
でも彼の最初の言葉は、
手話での「おいしい」でした。
そんなことを思い出した。
写真は、16年ほど前の、息子たち。