スタバのことが、 より、好きになりました。

スタバのことが、
より、好きになりました。

あることを知って。




帰省中の息子(先天性高度難聴)が、
スタバでバイトしてみたい、
と言いだしました。

いろいろ調べたみたいで、

スタバには、
「チャレンジパートナー」という制度があることを、
見つけてきたのです。

「チャレンジパートナー」とは、
何らかの配慮が必要な、
障がいをもつ社員のことだそうですが、
このチャレンジパートナーの存在は、
あまり知られていません。

なぜかというと、
HPなどでもアピールされておらず、
そして店頭でも、
チャレンジパートナーとパートナーの区別を、
あえて、していないからだそうです。

そのため、
コミュニケーションの苦手なチャレンジパートナーに対し、
事情を知らない顧客から、
クレームが上がる場合もあるといいます。

それでもあえてアピールしない理由は、

「国籍、障害の有無にかかわらず、
パートナーの多様性を積極的に受け入れることは、
特別なことではないからです。」



その回答に、
わたしは大きな包容力と、
ノーマライゼーションの姿勢を感じました。

アルバイトに、
その制度の適応があるかどうかはわかりませんが、

息子は早速、
問い合わせのメールをしていました。
自分の想いを文章に込めて。

思い通りになるかどうかはわからない。
でも、一つずつやれることをやってみる。
その中で最善を尽くしてやってみる。

がんばれ。
私は心の中で手を合わせる。

結果が欲しいわけじゃない。
そのプロセスの中で、
いろいろなことを、学んでほしい。

*ノーマライゼーションとは
1960年代に北欧諸国から始まった
社会福祉をめぐる社会理念の一つ。
障害者と健常者とは、
お互いが特別に区別されることなく、
社会生活を共にするのが正常なことであり、
本来の望ましい姿であるとする考え方。
またそれに向けた運動や施策なども含まれる。
(ウィキベディア)

この記事を書いた人