ありがとう(*˘︶˘*) 

本を書いていなかったら、
出逢うこともなかったかもしれない方との初対面。

名古屋からサプライズで、
足を運んでくださいました。

彼女がここね本を読んで、
こんなことを感じたと、
メールで感想を寄せてくれたのが、
彼女との初めての接点でした。

それは私にとって、
とてもとても
大きな意味をもつメールでした。

メールニュースをかくとき。
告知文をかくとき。

誰か一人を強烈に思い描いて書くといい。
そうすると、
メッセージが研ぎ澄まされて、
その”誰か一人”以外にも伝わるから。

と学んでいました。

だから、
本を書くときにイメージしたのは、
私と同じように、
子どもにハンディがあると知り、
がむしゃらに頑張ろうとしている若いママ。

つまり、過去の私。

それをイメージして書いた本を、
”若いママ”ではなく、
ご自身が聴覚にハンディをお持ちで、
健聴のお母様に育てられた一人の女性が、
手にとってくださいました。

大人になってくる中で、
いろいろな想いをされてきた。
わたしの本を読んで、
最初はつらくて泣いたそうです。

過去のことを乗り越えたつもりだったけど、
親のこと、全然許せていないじゃん。

と気づいて、
涙がとまらなかったと。

同時にここねの、
母としての苦悩に触れた時、

私の母もこんな風に悩んだんだろうか?
私の母もこのように苦しんだんだろうか?
どんな風に一人で抱え込んでいたんだろう?

と、お母様の想いに触れた気がして、
またまた涙があふれたそうです。

思い返すと、
たくさんの愛をもらっていたんだなと、
気づかれた。

仕方がなかった、と言い聞かせつつも、
まだお母様を許せていない自分を発見もし、
でもそんなご自分をもう解放できそうに想い、
お母様を受け入れることができそうだと、

メールをくださいました。

我が子の難聴を知ったばかりの若いママ、
に向けて書いた本を、

成人された、ご自身が難聴の方が、
こうやって手にとってくださり、

自己肯定感と他者肯定感、
そのふたつを受け止めてくださったような気がして、
わたしはとてもとても嬉しく思いました。

その彼女が目の前に現れて、
握手を交わしたとき、

本を書いてよかったと、
心から思いました。

活発な、くるくる動く瞳。
よくとんがる可愛いお口。
すらっとしたスタイルに、
好奇心と抜群の行動力。

わたしが体調を崩したときに、
会ったこともなかったのに、
おすすめのドリンクを
送ってくださったこともありました。
とても心優しい方。

少しの時間しかお話できなかったけれど、
もっと一緒にいたいなと思った方でした。

わたしは、あなたのメールに、
心を揺さぶられ、
勇気を出して本を書いてよかったと、
心から思ったんだよ。
本当にありがとう。

想いを伝えることで、
誰かがとても元気になったり、
勇気をもらえたり、
前に進もうと思えることがある。

これを読んでくださったあなたも、
是非、誰かに、
あなたの想いを伝えてあげてほしいと思います。

彼女の行動は、
本当に嬉しかったから。

ご本人に許可をいただいたので、
ここでこのエピソードを、
紹介させていただきました☆

「親子の間で、想いが伝わらなくて、
苦しんでいる親子は多いのかも。
それは障害があるないに関わらず。
生きていく上で何が大切か、
考えるきっかけになる1冊です。
ぜひぜひ読んでみて下さい!」

と、後日ブログで紹介くださいました。
ありがとう(*˘︶˘*)

 

この記事を書いた人