いつの頃からか、いつも思っていました。
いつ死んでも構わない、って。
決して後ろ向きな感情ではなくて、
それぐらい恵まれていて、もう未練も後悔もないのです。
そう思っていたのですが、ふと1つだけ、
どうしてもしておきたいことが心に浮かびました。
1冊目の本を出版したのが2014年。早くも7年経ちました。
この本では主に、聴覚に障がいのある長男との関わりの中で、
感じたこと、気づいたこと、学んだことを書き記しました。
同じように大事に育ててきた次男のことをまだカタチにしていない。
あるあるじゃないですか。
お兄ちゃんにはアルバムがあるけど、
弟には整理されていない写真しかない、みたいなこと。
これは最期のときに、唯一後悔すると思いました。
今年中に2冊目を書こうと、年初に決めました。
一応次男に確認しようと思って、
若干緊張気味に言葉を選んで勇気を出して切り出しました。
「お母さん、2冊目を書こうと思うんだけどね。
今度は、障がいのある兄弟がいるきょうだいについて
書こうと思うのよ。どう思う?」
息子はしばらく沈黙でした。
自分のことを本に書かれるって、
やっぱり嫌かなと思っていたら、
ようやく口を開いた次男。
「・・・いとこってこと?」
なんでやねん。なんでいとこになるねん。
障がいのある兄弟のきょうだいっていったら、
あなたのことやんか。
「あー、オレか。書くことあるんやったら別にいいけど。」
と、許可が出ました。許可が出たので、構想を考え始めました。
(長くなるので、つづく。笑)*****
先行予約の受付を開始します。
出版は9月23日予定。7年前の1冊目の出版と同じ日です。
お届けできるのは9月23日以降になりますが、
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*今日は1冊めの主人公、長男大輔の誕生日。
母になって四半世紀も経ちました