【サポートさせてもらって、感じたこと①】
以前、聴覚にハンディを持つ友達に、
サポートを頼まれました。
あるセミナーに参加したいので、
その際のノートテイクと、
彼女がする手話の読み取り。
*ノートテイク:会話を書きとること。
*手話の読み取り:手話で話していることを、
その場で同時に言葉にして、
周りの手話がわからない人に伝えること。
手話通訳士の派遣があれば、
問題ないのですが、
目的が、通院だと手話通訳士が派遣される。
でも、学び、では、
派遣をしてもらえないそうなのです。
それってどうなんだろう。
学びや遊びも、
通院と同じくらい、
人間にとって重要なことなんじゃないか?
と思ってます。
2時間のサポートでしたが、
その間、話される内容を書き続けるのは、
想像以上に大変なことでした。
あちこちにとぶ会話。
誰が言ってるか、の関係性。
要点をまとめようにも、
話全体の流れも着地点もわからないので、
聞きながら、書き続けるのに、
自分の力不足を感じました。
文字を書く、ということを、
あまりしていないせいか、
たった2時間なのに、
途中で右腕がしびれてきて、
もう書けない><
と思う瞬間もありました。
集中力も途切れそうになりました。
でも、わたしが諦めたら、
彼女に必要な情報が遮断されてしまう。
諦めるわけにはいかなくて、
PC要約筆記の方がいいのではないかとか、
もっと手話を学んでおくべきだったとか、
いろいろ考えました。
同時に、
息子も、いつもどこかで誰かに、
こうやって
サポートしてもらうんだろうと思うと、
まだ見ぬ誰かに、
頭を下げる想いでもありました。
彼女のように、
いろんなことを楽しんで、吸収して、
笑顔を絶やさず、
自分にできることを精一杯している人が、
もっと、情報保障を得れて、
活動の場を広げていけるような社会にしたい。
一緒に楽しんでいける社会にしたい。
すごくそう思う。