大学時代、
視覚にハンディのある学生の
サポートボランティアをしていました。
ある朝、
駅から学校までの道を一緒に歩いている時、
あまりに木漏れ日が美しくて、
「きれいだねーー♪」と言いました。
その瞬間、あ。しまった。
彼女は見えないのに。と想った。
でも同じ瞬間、彼女は
「ほんまやねーー♪」と言ったのです。
しまった、と想った自分を恥じました。
ハンディによって壁をつくっているのは、
こちら側なんじゃないかと。
それが、わたしの、
障害認識の第一歩だったように思います。
18歳の時のことだけれど、
今でもその道のどこだったか、
はっきり覚えています。
それぐらい私にとっては、
強烈なインパクトでした。
その原点を、
昨日母校にいき、その道を歩いて通り、
もう一度、感じ直していました。
授業の後、話をしにきてくれて、
20~30分ほど、
想いを聴かせてくれた学生さんがいました。
最初は、障害児を育てた親の話なんて、
どうせ何も学ぶことなんてないだろう、
と思いながら座っていたそうです。
何故なら彼も、
ハンディをもっている当事者だから、
と話してくれました。
でも、話の中から何かを感じ、
わざわざ来てくれた。
問題意識をもって、
毎日を真剣に過ごしているからこその、
「どうせ」だろうし、
それでも貪欲に、素直に、
学ぼうとする誠実さからの、
「もうちょっと話聴いていいですか」
だったと思います。
彼の目指す世界は、
わたしが今めざしている世界と似てた。
彼が羽ばたいていくことを見守りたいし、
何か力になれるなら、
喜んでサポートしたいと感じました。
今日も初めての方にたくさんお目にかかります。
そして今日も、昨日とは違った切り口ですが、
とても大切なことをお伝えしてきます。
がんばろ(*˘︶˘*)