周りの方々のおかげで順風満帆だった人生に、
思うようにならない存在が登場しました。
それが子どもたち。笑
ただでさえ初めての子育てなのに、
第一子は、聴覚にハンディがありました。
言葉に表現されることがないかもしれない、
その子の心の声を、ちゃんと聴ける親になりたい。
そう思ったのが、母親としての原点でした。
そしてそれは今思うと、
今している仕事の原点でもあります。
何が正解かもわからず、
自分がどれぐらいできているかもわからず、
私ががんばらないとと頑張り続け、
一人で抱え込み、一方で自分を責め、
自分が変われば、すべてが解決するのではと追い込み、
結果、私なんていなくなればいいと思いつめたりもしました。
認めてもらいたい自分。人をうらやましいと感じる自分。
他者との比較の中で苦しむ自分。
休むことに罪悪感をもっていた自分。
どんなにがんばっても、自分を肯定することができず、
随分しんどい時期が続きました。
子どもたちのためにも強い自分になりたくて、
自分と向き合うタロットを学んだり、
聴覚に頼らずとも愛情を伝える術を一つでも身に付けたく、
アロマセラピーを学んだりもしました。
心の声が聴きたい。
その想いは、障害のあるなしに関係なく、
人間関係のあるところには、必ず生まれるもの。
その時に必要なのは、どのようなスキルやテクニックよりも、
伝えたい、わかりたい、というお互いの諦めない気持ちだと思います。
そのような“あり方”や、
ちょっとしたことの中にある幸せを大事にしてきた子育ての記録。
それが今、親と子はもちろん、
上司と部下、先生と生徒など、あらゆる人間関係の中で
少ししんどい想いをしている方へのエールになれば嬉しく思います。
- 企業研修講師、PTA・各種団体セミナー講師
- 国家資格キャリアコンサルタント
- 産業カウンセラー
- 財団法人神戸市民大学認定コーチングインストラクター
- ひょうご防災特別推進員(防災士)・防災介助士
- 全国手話検定1級
- 食卓和文化継承士
- 魔法の質問認定講師
これまでの活動をご紹介します