大輔もハタチ。ここねも親としてハタチ。 | 美月ここねofficial site

大輔もハタチ。ここねも親としてハタチ。

タイムカプセルに乗ったような数時間だった。

10数年前に毎日顔を合わせ、
一緒に笑って泣いて過ごした聾学校幼稚部時代の、
こども達と、そのママ・パパ達。 

いきって笑、すごい派手なハカマ履いて、
たばこ吸ったり、ビール飲んだりしてるけど、
幼稚部の時はお化け屋敷に泣いて入らなかったAくん。
今でもほんまはすごく優しいことを、
親はみんな知ってるねん。

集合写真を撮るときに、
今日も壁にへばりついてたBくんは、
幼稚部のときも恥ずかしがり屋で、
いつも教室の隅っこから、みんなを見てた。

ムードメーカーだったCくんは、
今日も現れるだけでみんなの笑顔の元になった。

なかなか学校に来れなかったDちゃんは、
今も家にいるらしいけれど、
夕食の買い物から支度まで全部するらしい。

人のいいEくんは、社会人になった今も、
「いい人だよなー」のオーラ全開で、
誠実にふるまっていた。

負けん気が強くて、よくうちの子と
ケンカしては仲直りしていたFちゃんは、
粋な振袖を着こなし、着物に負けない存在感で、
立派なお嬢さんになっていた。

誰よりも親達が楽しみ、
癒された成人式だったかもしれない。

2年後の次男の成人式には、
私は行かないだろう。

ハンディのある子たちの成人式だから、
親も一緒に招待いただいた。

みんなの成長を見せてもらえて、
親同士20年の想いを分かち合えて、

こんな気持ちにさせてもらえて、
本当にありがたい。

喜ばしい変化ばかりではなく、
筋ジストロフィーだったママ友の状態が、
随分思わしくなくなっていた。

来るときは下り坂だったからなんとか来れたけど、
帰りの登りは無理だと思うと。
車で来ていたメンバーが送っていった。

彼女に手を握られて、
「恵子ちゃんは無理するから。
ほんまに体に気をつけてよ。」と。

それはあなたなのに。

手を握り返して、
ちょっと泣きそうになった。

息子は新成人の誓いをさせてもらった。
手話と口話両方で。
当たり前だが、
随分立派に手話を使うんだなと改めて。

会終了後、息子が寄ってきて、
花を渡してくれた。
「おかあさん、いつもありがとう」と。
周りのママたちが泣きそうになってた。

大きなピンクのまんまるな花に、
ぎゅーっとハグしてもらった気がした。

 

その後、友人たちと食事をして帰ると言って、
息子は手を振った。

あーー、成人したんだなと、
帰りの電車、想像以上に感無量。

今日は、このまま浸りたいけれど、
次男のセンター入試が1週間後。

塾から帰ってくるまでに、
晩御飯をつくりましょう。

母として、の私にとって、
思っていた以上にとてもとても大きな一日。

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