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いつも思い出すこの手紙。 

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ある会社のサイトへの寄稿を頼まれていて、
いろいろなことを思い出しています。

「愛」について考えるときに、
いつも必ず思い出す1通の手紙。
それは18年前に、
大学の後輩からもらったものでした。

息子が高度難聴だとわかった生後11カ月。
医療ではどうしようもないけれど、
教育で、お母さんさえ頑張れば、
言語が獲得できると言われ、
私はがむしゃらに頑張り始めました。

そのがむしゃらが、
半年ぐらい経ったときに、
プツンときれました。

「おかあさーん」と言いながら、
腕の中に飛び込んでくる我が子の夢をみて、
嬉し泣きしたところで目が覚めたり。

電話で話をすることは、
一生できないんだろうなと想像して
涙がとまらなくなったり。

鳩時計の音に喜ぶ近所の子どもたちの姿に
嫉妬なんかしたり。

音のない世界を理解したくても、
私にはできないんだと無力感に襲われたり。

この子の気持ちを
本当にわかってあげられるようになれるんだろうか。

息子のハンディを、
一生懸命受け止めようとつっぱっていたけれど、
本当はココロがぽきっと
折れていていることに気付いたとたん、
いいようのない不安や悲しみや恐れが
一気に押し寄せてきたのです。

そんな時に届いたのが、その後輩からの手紙。

“つらかったね、大変な状況と知らず、
これまで何も力になれなくてごめんね”
というお詫びのメッセージの中に、
彼の「共感」を感じました。

“あなたがどんなに○○くんのことを想っているか、
痛いほどわかるよ”というメッセージの中に、
彼が「理解」してくれていることを感じました。

“無理しなくても、すぐに強くなれなくても、
うまくいなかい時でも、
焦らずじっくり取り組めば大丈夫。
今はちょっとだけ、
張りつめた肩の力を抜いたらいいんだよ。
あなたのことだから、いずれきっとうまくいく。”
というメッセージの中に彼の「期待」と「賞賛」を感じました。

そして、“愛情が、どんな風に伝わるか、
あなたは知っているでしょう。だいじょうぶ。”
と手紙は締めくくられていました。

後に、コーチングを学び、
相手の思いを正確に受け取ったうえでの「理解」、
寄り添う気持ちでの「共感」、
未来の成功を示唆して励ます「期待」そして「賞賛」。

その4つのメッセージをもって、
感じたことや想いを率直に表現し、
私はこう想うよ。こう感じるよ。
というメッセージを送ることが「承認」であり、

そういう本物の承認は、
相手を勇気づけ、動かし、行動させることを知りました。

ちょっとココロが風邪気味なとき。
いつも思い出すこの手紙。

圧倒的な愛情をもらうことで、
自分の中にある愛を取り戻した経験でした。
わたしの、母親としての出発点かもしれない。

してもらったことはしてあげられるようになる、
と私は思うので、
わたしもこの圧倒的な愛を、
できるだけ、出逢った人に送っていきたいと、
改めて思います。

この経験を、
思い出させてくれたこと。

きっと、
わたしのまわりは、
今までも、今も、
与えてもらっている愛で、
いつも満たされていることを、

感じさせてもらえた朝のこの時間に
感謝。

今日も愛にあふれた一日に。(*˘︶˘*)

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